高卒が統計検定2級受かった話

データサイエンス

(この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。)

どんな人に読んでもらいたいか

・ブログで『2週間で統計検定2級を合格した』と書かれてたりするけど、そんな簡単じゃなくない?思ってる人

・勉強得意とは言えないけどやる気はあるからどんな方法で合格できるのか知りたい人

統計検定2級とは

試験内容

資格内容は大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべき統計学について、グラフからデータを読み取る力やある現象について仮説を立て、仮設検定を行い、仮説が正しいのかどうかを判断する能力などを試験します。

試験は現在『CBT』というパソコンを使って全国で受けれるようになっています。

出題形式:4〜5択の(マークシート)

問題数:35問程度

試験時間:90分

合格基準:100点満点で60点以上

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どんな時に役立つのか

データサイエンティストとして転職の時に一番アピールになる資格だとよく言われてます。4級から1級まであるのですが、企業さんから評価されるのは2級からであり、実際に求人の募集要項に記載されているのは統計検定2級です。

合格までの期間と勉強時間

●期間:約2ヶ月

●勉強時間:約540時間

なんで受けようと思ったのか

僕は今データサイエンティストになるために勉強しているのですが、『自分は成長できてきるのか』を確認するため、企業さんからもある程度評価してもらえるということで受けてみようと思いました。

合格のための勉強内容

王道の勉強方法

統計WEBを読む

過去問を繰り返す

主にこの二つです。いろんな方の勉強法を調べましたが、ほとんどの方がこの勉強法で合格されてます。

他に勉強したこと

マンガでわかる統計学(オーム社)

マンガでわかる統計学(メタカレッジ)

統計学がわかる(ハンバーガーショップ)

統計学がわかる(回帰分析・因子分析編)

・米国データサイエンティストが教える統計学超入門【Pythonで実装

合格までのストーリー

まず僕はまず、統計WEBから始めました。最初は簡単だったんですけど進めていくうちにどんどん計算式が難しくなってきて、こりゃわからんとなり、もっと優しい教材で学習してみようと思い、統計WEBを一旦やめました。

その後、統計学がわかる(ハンバーガー)とマンガでわかる統計学(オーム社)を読みました。はい、難しいです笑。本のレビューで、『これを一回で理解できない人は統計学を諦めた方がいい』とか書かれてたけど、何じゃい!諦めんぞ!と思って時間をかけて何度も読んでいくうちに少しずつ理解することができるようになりました。

そっからはまた統計WEBを読み進めていき、確かに難しいのですが前よりは断然理解することができるようになっていました。以前は辿り着けもしなかった仮設検定の所も大体わかるようになってきて最後まで読み進めることができました。この時、知らない単語が大量に出てきて頭の中で整理しきれなかったので覚える必要がありそうなものを書き出し、壁へ大量に貼りつけていきました。このやり方は自分にとても合っていて忘れてしまっても調べることなく、すぐに確認できるので時間の短縮になりました。

そしてとりあえず統計WEBを一周した後、過去問をやってみるとこれまためちゃくちゃ難しくて、ビビりました。35点ぐらいだったと思います。

そして1ヶ月で受かろうと思っていたので月末に試験を予約し、1ヶ月間ひたすら統計WEBと過去問を進めていきあんまり自信がないまま、ついに試験日、試験が始まって問題を進めていくのですが、パソコンで問題を選択していくため、消去法として問題に×印をしていたやり方が使えないのにまず焦って、ペンもすぐ乾いて書きづらい!とダブルで焦っていました。理解不足だったためわからない問題も多く結果、44点という酷い点数でした。

そこでまた試験勉強をするか悩んだのですが、再度挑戦することを決め、また1ヶ月間猛勉強し、過去問も4周ほど繰り返しもう余裕だろうというほど勉強しました。そして2度目の試験を受けた結果、あと1問差で不合格!余裕だと思っていたはずだったのですが応用力がついておらず、こんな点数となってしまいました。

それからは持ってない過去問を全て購入し、ひたすら過去問を解き続け、3度目の試験を受けた結果無事合格することができました!!今まで大した資格を持っていなかったのですごい嬉しかったです。

まとめ

僕のエピソードを見て自分も頑張ってみようかなって思ってもらえる人が一人でもいてくれたら幸いです。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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